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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 伝統野菜「宗麟かぼちゃ」

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伝統野菜「宗麟かぼちゃ」 

ぶらぼぅファミリー(大分市庄の原)が遊びに来てくれました。

大分インターに近い丘の上で、飲食店「Slow Cafeぶらぼぅ」と自然農の貸し農園「ぶらぼぅファーム」、ギャラリースペースを運営。”スローカフェ”や”アースデー”など、大分県の若者エコイベントの火付け役だった京子さん(旧姓・神田)が、食と農に根ざした、ゆるやかなコミュニティー創出の場として起業しました。夫ヒロシがカフェで料理を振る舞い、京子さんは、事業運営の傍ら、グラフィックデザイナーとして情報誌の制作や出版物のデザイン、大学講師などを勤めています。

秋から試作に取り組んでいる、豊後の伝統野菜「宗麟かぼちゃ」を使ったチーズケーキ&タルトを土産に持ってきてくれました。塩糀で蒸し煮にしたカボチャを裏ごしし、クリームチーズとカボスなどを加えて焼き上げました。タルト生地にはローズマリーを練り込み、さわやかな香り、サクッとした食感とチーズの濃厚さがグッ。
20101123そうりんかぼちゃのチーズタルトとローズマリー@ぶらぼぅ
写真左のクッキーが、このタルト生地に。


ところで、日本で最初にカボチャが植えられたのは、大分県だったそうです。食材事典によると「1541年に大分に漂着したポルトガル船が、豊後の大名・大友宗麟にカンボジア産のカボチャを贈ったのが最初と言われています」。約430年前の南蛮貿易のことですね。カボチャは中南米原産ですが、ポルトガル船がカンボジアから持ち込まれ、これが訛って「カボチャ」と呼ばれるようになりました。豊後から全国に広がったカボチャは各地で100以上の在来種を生み出します。これら「日本カボチャ」の在来種のルーツの起源は、すべて豊後に伝わったカボチャなのだとか。(初めて知りました)

福岡県豊前市の三毛門(みけかど)地区でしか栽培されていなかったため、2007年には宗麟ゆかりの大分県臼杵市の市民団体「宗麟南瓜(かぼちゃ)里帰り実行委員会」(坂上次子代表)が、「カボチャを臼杵市でも育てよう」と、豊前市の三毛門南瓜保存会に協力を依頼。種をもらって臼杵市で栽培し、8月から9月にかけて約700個を収穫し、「うすき宗麟かぼちゃ」と名付けています。さらに、大分市には「三毛門三世義統かぼちゃ」として種分けしたものが伝わっており、大友氏遺跡体験学習館(大分市元町)を訪ねた京子さんが、かぼちゃを分けて頂き、ヒロシの試作が始まりました。

 一世:三毛門かぼちゃ(福岡県豊前市三毛門)
 二世:宗麟かぼちゃ(大分県臼杵市)
 三世:三毛門三世義統かぼちゃ(大分県大分市)
宗麟かぼちゃPhoto by Hiroshi
平たく表面の彫りが深くデコボコ。白い粉をふいた薄赤色で味は淡白。煮崩れしにくいのが特徴。菓子などの加工に向いているそう。

伝統的な野菜は一代雑種に対して「固定種」と呼ばれます。「遺伝子的に安定している」という意味ですが、この固定種はよその土地で育てようとしても、うまくいかないこともあるそうです。一方、スーパーに並ぶものは、外国の種と掛け合わせて、流通に乗りやすい形に品種改良したもの。たくさん穫れて、箱詰めもしやすくて、加工も容易で、スーパーに何日も置いてもなかなか萎びない、という風に品種改良されています。一つの地域で同じものを大量に作るため、一つ病気が蔓延すると一斉に影響を受ける。だから除草剤や化学肥料、農薬がもれなく付いてくる。それでいて栄養価は低いから、悪条件そろい踏み、みたいな状態ですね。

現在ぶらぼぅでも、来夏の収穫に向けてカボチャの種を自家採取しています。大量消費と流通革命により、一旦は失われた郷土の種が、若い世代によって、再びこの地に命を吹き返していく。大友宗麟はキリシタン大名としても知られており、大分は西洋音楽発祥の地でもあります。カボチャの種をとる人、メニューを作る人、歴史を紐解く人、パッケージする人、伝える人、音楽を奏でる人、食べる人、色んな人とのかけ算で、宗麟かぼちゃの物語は、今後も膨らんでいきそうな予感です。



Slow Cafe ぶらぼぅ
住所:大分県大分市庄の原
営業:午前11:30~午後6時
定休:毎週火・水曜、貸切予約可。
TEL:097-594-3239
FAX:097-594-3237

101123まいまい
いつもハイジと遊んでくれる姪のまいまい6か月癒やされまチュ!

コメント

まいまい

紹介ありがとうございます。
宗麟かぼちゃは奥深いし、まだまだ学ぶ事沢山ありそうです。

しっかり、美味しいものを作っていきます。
種を残す・作るの繰り返し
日々の積み重ねです。

種の保存

** cafe hiroshi殿 **
丁寧な手仕事。その手から、多くのひらめきや感動や、人を癒やす愛が伝わっていきますように。応援しております。
ベーコンの薫製とクッキー、またよろしくね。

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