広告
地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 黄金を摘む

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

黄金を摘む 

歓喜と麗しの薄紫色の花、サフランが咲きました。
竹田方式・暗所で栽培サフランの球根
クレオパトラがこの香料を化粧品として愛用したとか、古代インドでは、女性への貢ぎ物が黄金とサフランだったとか。ギリシア神話に登場する神々が纏う衣はサフランで染めた黄金色だったとか、色んな言い伝えがあります。

サフラン生産出荷組合長の渡部親雄さん方を訪れました。農家の庭先に行くと、清らかな芳香が漂ってきます。納屋では、バランに敷き詰めた球根から茎が出ており、開花する直前に花を摘みます。
サフランの花かご

1903年に竹田市玉来の吉良文平が神奈川県中郡国府村の添田辰五郎から球根を譲り受けたことに始まります。年末の換金作物として栽培が広まりましたが、1950年代には1キロ35万円前後で売れ、金と同等、公務員の年収に匹敵する価格で取引されたこともあり、多額の借金をサフランで返済した人もいたとか。

当初は病気の発生で栽培は思わしくありませんでしたが、畑よりも水田での栽培が適していることがわかり、さらに、植えていない球根に花が咲いているのに気づき、室内で花を咲かせる開花方法を考案しました。
 イランやスペインなど、海外の生産地では、開花前に球根を畑に植えて収穫しますが、「竹田方式」は、暗所で開花させた後に、球根に養分を与えるため12月から5月に畑に植え付けます。ちなみに、室内に球根がある間、水は一切与えません。雨が多い日本では雌しべが濡れては商品にならない、ということもありますが、天候にさゆうされにくく、収穫しやすいメリットがあります。竹田サフランには、有効成分が外国産の数倍も含まれており、原産地の大使館などからも、高品質の理由について問い合わせがあるほどです。

香辛料として使われるのは、1つの花弁からたった1つの花弁からたった3本しか採れない雌しべを乾燥させたもの。1グラムに150本の花、1キロに2~3万球と約10アールの畑が必要です。店頭では1グラム1000円前後で販売される「黄金の花」。お米や魚貝類によくあう独特の香りがあり、スペイン料理のパエリア、南欧料理のブイヤベース、ミラノ風リゾットなどのイタリア料理にも欠かせません。

渡部さんとは2007年の食育事業でご一緒して以来、毎年この季節にお世話になっています。農家にスペイン料理のシェフを招いて、大鍋のパエリアやフルコースを作り、かけ干しした田んぼの真ん中で、竹皿にのったコース料理を味わうというもの。楽しかったなぁ。

帰りがけ、庭先に捨てられる運命だった、薄紫色の美しい花びら頂きました。
大きな袋いっぱいに。
花びらは天ぷらやサラダに。ガラスの器に浮かべて玄関のオブジェに。
浴槽に浮かべて高貴の湯・サフラン風呂に。
あぁ~なんて贅沢な麗しの季節です。

101102サフランティー
△かぼす、サフラン、はちみつを入れたカップに熱湯を注いだサフランティー。我が家の球根の開花はまだ先みたい。

先週からの寝不足と寒さもあって、今日はパワーダウンかぼすをたっぷり絞った温かいサフランティーを飲んで眠ろう。

■参考文献、リンク
竹田市職員のサフラン博士こと、前原文之さんによるサイトとテキスト、写真をご覧頂けます。
JA大分みどり「サフラン」
テキスト「サフランの話」 (PDF11頁、無断転載禁止)

コメント

サフラン

家にもやってきてますよ~
まさしく香ってます。

昨日おしべ、雌しべ、花びらに分けてみました。
この香りはどう保存したらいいのだろう?毎年の課題です。
今回は花びらで染めてみようと考えてます~

楽しい季節ね!!

サフランの香り

** meenaさん **
素敵ですよね、この清らかな芳香。それこそカネボウの企業オーナーが香料作りの下見に視察に訪れたことがあります。クレオパトラが使ったという、まさしく香料、ですよね。調香師さんなら分かるかも?!

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://heidihill.blog26.fc2.com/tb.php/845-fd81ab20

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。