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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 どんこ舟

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どんこ舟 

市内に延びる掘割(水路)を巡る川下りと鰻料理が今日のお目当てだ。
水郷として知られる福岡県柳川市を訪ねた。
20100807盛夏,柳川の掘割
竹ざお1本で操る「どんこ舟」に乗って、約4キロのコースをゆらゆらと進む。
大正期の建物で赤レンガの「並倉」、民家のガーデニング……。
掘割を曲がるたびに新しい風景が広がっていく。
船頭が口ずさむ唄を聞きながら、水とともにゆったりと時間が流れる。

水郷ならではの風情は、ウナギの味を一層引き立てる。
堀割沿いの有名店「若松屋」の座敷に腰を落ち着けると、迷わずウナギのせいろ蒸しを頼んだ。

ウナギの食感をほどよく軟らかくするために考えられたという。素焼き5分、タレをつけてさらに3分、最後はタレをつけたご飯と一緒に15分ほど蒸して出来上がり。焼くにしても、蒸すにしても、味の決め手はタレだ。ウナギでとったダシに、しょうゆ、みりん、酒などを加えて仕上げるのが一般的。それぞれの店が「門外不出」の製法を持つという。
20100807鰻のせいろ蒸し@柳川・若松屋

待つこと約30分。目の前に赤い玉手箱のような箱が運ばれてきた。ウナギを口に運ぶと、確かにほどよい軟らかさ。濃厚なタレとウナギの脂が合わさったうまみが広がる。至福の時。さっぱりした肝の吸い物との相性も抜群で、一気に平らげた。

柳川は筑後川と矢部川の最下流に位置し、古くからウナギをはじめとする魚介類の宝庫としてにぎわった。江戸後期にはウナギが猟方(りょうかた)と呼ばれる藩の役所の統制下に置かれ、ウナギ漁をする猟師、計量する斤量(きんりょう)取り、仲買、問屋といった分業体制が出来上がっていた。藩がウナギの商品価値にいち早く目をつけ、大坂の川魚問屋と独占契約を結んだことで、全国にその名が知られるようになったとか。市内で消費されるウナギは年間約120万匹。天然ものはごくわずかで、鹿児島、宮崎などから取り寄せた養殖ものが主流だとか。

北原白秋、オノヨーコ、徳永英明、柳川ゆかりの人物の名を思い浮かべながら、
町全体のまるごと博物館(青空ミュージアム構想)を堪能。
帰りには、竹田サフランつながりの老舗ハンバーグ店「サフラン」にも立ち寄ることができた。



■掘割
 総延長は柳川市全体で約930キロ、旧柳河城跡を中心にした2キロ四方だけでも約60キロに及ぶ。関ヶ原の戦いで徳川軍につき、32万5000石を与えられて入城した田中吉政(1548~1609年)が築き上げた。生活用水の供給源であると同時に城の防壁としての役割も担い、「柳川三年、肥後三月(みつき)、肥前・久留米は朝茶の子」といわれるほど強固な“水の城”を形づくった。

コメント

こんばんは。
柳川の掘割... 知りませんでした。940kmとは、ものすごいスケールですね。「柳川堀割物語」という映画もあるようです。航空写真で柳川市を見てみましたが、確かに... 掘割がめぐらされていますね。
街の中をこれだけ掘割~水路が巡っているところは珍しいのではないでしょうか。

柳川堀割物語

** フナタロー様 **
映画もあるとは存じませんでした。何でも冬は、どんこ舟に炬燵をのせて、楽しむそう。神社で挙式をしてどんこ舟に揺られ、披露宴会場に着く、という風情ある嫁入り、もあるのだとか。また訪れたい町です。

** LeTak様 **
一度話を聞いて以来ずっと行きたかった柳川。お暑い中、名コーディネートをありがとう!風流な、とても楽しい時間でした。今年は九州をいっぱい発掘したいです。お世話になりました。

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