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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 「かつてない口蹄疫の発生について」、SFすぎなみが緊急アピールを採択

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「かつてない口蹄疫の発生について」、SFすぎなみが緊急アピールを採択 

ご承知のように、宮崎県で、日本畜産史上最大規模の口蹄疫が発生しています。5月16日、宮崎県庁で平野房長官と会談した東国原英夫知事は「生産者の無念さ残念さは尋常ではない」(読売新聞)と訴えています。

スローフードすぎなみTOKYOが所属するスローフードジャパン 東京・神奈川ブロックは、5月15日のミーティングで、その口蹄疫に関する「緊急アピール」を採択しました。

同メンバーで、記者の掛川正幸さんよりアピールが届きました。食環境の事実に目を向け、生産者の痛みを知る切っ掛けになればと、この場をかりてこの声明をご紹介させて頂きます。

緊急アピール「かつてない口蹄疫の発生について」
2010年5月15日 スローフードジャパン 東京・神奈川ブロック

今年、4月下旬から宮崎県川南町を中心に発生した牛や豚に感染する伝染病・口蹄疫(こうていえき)は、爆発的な感染力で甚大な被害をもたらしています。口蹄疫は人間には感染しませんが、5月15日現在、80農家(農場)で8万頭を超える牛や豚が殺処分されることになり、日本の畜産史上最大の、かつて経験したことのない深刻な事態が進行中です。
口蹄疫に感染した家畜がいる農家付近では、家畜の移動が制限され、感染していない生産者の家畜も出荷は一切できません。また、畜舎の廃棄物から作られる堆肥の畑への散布も、糞尿の処理も、感染の恐れがあるため一切できません。さらに、新聞・テレビなどのメディアも、取材車や記者への付着物などによる感染の拡大を避けるため、現地には入れません。現地の実情がほとんど伝わらぬまま、畜産農家の孤立状態が既に1カ月近く続いています。
口蹄疫は牛や豚にとって致命的な病気であることと、その爆発的な感染力から、1頭でも感染した農家では、感染拡大防止のためすべての家畜が殺処分され、土に埋められます。しかし、今回はあまりの数の多さに殺処分が進まず、畜舎内で感染が拡大しました。牛や豚を大切に育ててきた人たちの目の前で、その牛や豚が次々と倒れたのです。そして、殺処分してもその数が多すぎるため埋葬場所がなく、石灰をかけて放置する状態になっています。
畜産業は家畜の「命」を扱い、仕事にしています。その命が、人々の命の糧となる食べ物になるからこそ、生産する喜びを感じ、誇りを持ち、そして飼育する動物たちへの感謝の気持ちを抱き、畜産業は営まれています。それなのに、飼育してきた動物たちが目の前で次々と倒れ、手当てもできず、そして生き残ったものもただ殺され、最終的に埋められていくのです。生産者の方々の苦しみや悲しみは、想像を絶します。
かつて、口蹄疫は台湾やイギリスで猛威をふるい、地域の農業や経済を崩壊させたことがありました。しかし、5月15日現在、日本では現地の農家の方々や関係者の必死の努力により、地域外への感染が食い止められています。いま、日本の畜産は、宮崎県川南町や都農町・えびの市などの生産者の方たちの、涙と嘆きによって守られているのです。
私たちスローフード運動に関わる者たちは、料理の味だけではなく「お皿の外」を考えます。お皿の外で、育てた牛や豚を殺処分せざるをえない生産者の方たちの痛みと、病気の感染をこれ以上広げまいとする地元の方々の必死の努力を、心から受け止めたいと思います。輸入食肉の増大、農業の地域内循環の分断などにより畜産農家が減少してゆくなか、私たちは今回の事態をけして見過ごせません。
スローフードは、「おいしい、きれい、ただしい」食のあり方を問う運動です。その運動に関わる私たちは、それぞれの立場で、多くのやり方で、今回悲劇に遭われた方たちを支え、一日も早くその方たちが、食を支える喜びを再び取り戻してくださることを願っています。
そして、その地域に再び笑い声が戻ることを……。


以上

なお、この緊急アピールは、スローフードの会員に口蹄疫の実情を伝え、被害に遭われた方々へ声援をおくるために発され、地元の新聞、共同通信社、農業関係の専門紙などにも配信されています。

宮崎県は、竹田市からも祖母山を隔てた目と鼻の先。昨日訪ねたジェラート屋ミルクファーム古庄(豊後大野市緒方町)には、牛が6頭。乳搾りなどの搾乳体験も口蹄疫予防のため、県の指導で中止しています。「石灰を撒くだけで、農家にできる予防策もない」と不安をもらしていました。


■関連サイト
特集・口蹄疫(読売新聞)
激震口蹄疫(宮崎日日新聞)

コメント

今回の宮崎の口蹄疫の件、北米から見守っておりました。そして一言で言うなら、ただただ現政権への怒りでいっぱいです。

とうとう種牛も避難させた6頭を除き殺処分対象だとか。その上、その6頭も経過観察が必要と。

しかも事実を伝えるはずのマスゴミも基本的に取り上げない始末。東京に居る母にもこの口蹄疫の話を伝えましたが、彼女はまったく知りませんでした。

本当にただ海の向こうから宮崎、いや九州の畜産関係者の健闘をお祈りするばかりです......

医学的な解決策ってまったく無いんかね。
まぁ、無いから、今の事態なんだろうけど。
それでも、がんばって欲しいな>獣医学関係者

映画「いのちの食べ方」

** 北米cooyou様 **
一夜明け、宮崎県の口蹄疫発見が遅れ、対応の遅れに繋がったことが明らかになりました。

今日訪ねた牧場での話。「大量生産と効率を求め、畜産・酪農牛の胃袋はすべて外国産飼料で賄われている。韓国で疫病が発生した時点で情報が入っていれば。飼料輸入を商社に任せている現状では、国の責任が重大」と漏らしていました。彼は、大量生産に疑問を感じ、50頭の牛を7頭に減らし、地元農産物とコラボできる体験型牧場とジェラート屋を経営しています。

市場は閉鎖されても、餌代はかかります。収入源を断ち切られた畜産関係者の苦しみは悲痛です。現場の声に、少しでも近づきたいと思います。

日本人が1年間に食べる肉(牛・豚・鳥)は約300万トン。この取材を通して思い出したのが、食環境を考えるドキュメンタリー映画「いのちの食べ方/Our Daily Bread」http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/。ニコラウス・ゲイハルター監督の、消費者への挑戦とも言うべき無言の映像が、お皿の外の実情をリアルにリポートしています。農家だけではなく、消費者である私たちが考えねばならないことが、ここにあると思います。


最後になりましたが、この度は、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。是非私がいる間に、大分にも遊びにいらして下さいね。


** もにゃもにゃさん **
はじめまして。コメントありがとうございます。食育ネットの本山隊長は、獣医でした。聞いてみますね。

植物だけで必要十分

 「人間が食べても影響無い」のに何故大騒ぎするのか口蹄疫牛

 動物の肉を食べなくても超健康な私にはサッパリ分かりません

 所詮、牧畜業は、飲食する人の健康の為では無く、お金を稼ぐ為の「企業」に過ぎ無いのでは・・・

 飲食物の生産者・加工業者・販売業者・提供業者の膨大な不祥事がそう言って居る様ですね

 牛・豚・鶏・養殖魚などに穀物を食べさせ、肉にして食べるより、直接人間が食べれば穀物は何分の一かで済み地球上の食料は有り余ると言う説も有りますね

 この際、牧畜業者は農業に転業したら、金儲けは出来なくても自給自足で生活は出来るのでは無いでしょうか?

 ただ援助するより、転業資金として無利子か低利で貸し付ける方が、我々の血税も無駄に成らないのでは・・・

食のグローバル化と農家の個別所得保障制度

** 繁松光男様 **
私の住む宮崎県境の豊後大野市、竹田市でも連日、対策会議が開かれております。

(繁松様の)過激なご発言に驚かれる読者もいらっしゃるかと思いますが、人口増加に対する食糧危機の視点から、同感する点もあります。
稲作のできない緯度の高いヨーロッパなどで始まったのが畜産、酪農ですよね。食のグローバル化、欧米化がこの半世紀ですっかり浸透し、日本政府も農業の自由化、大規模化を進める以上、容易に解決できる問題でもなさそうです。

>畜業者は農業に転業したら、金儲けは出来なくても自給自足で生活は出来るのでは無いでしょうか?
これを実践したのが、先にもご紹介したジェラート屋ミルクファームフルショウの経営者・古庄史老さん。大量生産に疑問を感じ、50頭から7頭に減らし、地元農産物と新鮮な牛乳を味わえる”一農家”に転向しました。自給率を上げるためには、非農家の私たちもちと貢献する必要がありますが。

今、民主党の戸別所得補償制度について勉強中です。大規模経営であるほど助かる、という声は大きく、消費者にとって安い米価の裏側には、仰るとおりの血税が使われています。
反対に竹田市のような中山間地で基盤整備も進まぬような地域では効をなすどころか、多品種少量栽培で付加価値をつけてきた中小の複合農家にとってはあまりメリットがあるとは言えません。農家が意欲をもって再生産できる農産物の価格補償が求められているようです。

参院選を前に、大いに議論を深めたい血税の使い道、です。

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