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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 ひむかの雨

ひむかの雨 

渇いた体に、新緑の雨がよくしみこむ。
山の天気は変わりやすいというが、にこにこ晴れマークの天気予報も、
九州第3の山岳地帯・椎葉村では、真っ青な傘マークだった。

5月4日午前8時半、宮崎県北部の鬼神野溶岩渓谷沿いをロードバイクで出発する。国道165号沿いの山道をざくざく切り込んでいく。距離にしてほんの17km、所用時間1時間40分、標高差は800mほどか、所々にアカマツが見られる。上りつめると、高塚山(1290m)の登山口の看板が。
ここは九州中央山地国定公園。

幾つかの滝と、深い渓谷と山の稜線を見ながら、ブレーキに指をかけて滑り降りる。3月の屋久島の宮之浦岳、一昨日登った祖母山に次ぎ、3番目に高い市房山(1721m)を右手に仰ぎ見、進む。碧い渓谷の景観が素晴らしい。

麓の西米良村では、川の駅「百菜屋」で名物シイタケ南蛮定食を頂いた。いい滑り出しの午前中だったが、午後2時過ぎ、一ツ瀬ダムにさしかかるころ、いよいよ雨が本降りに。冷えていく体、鳴りやまぬ雷、景色も何も、暗くなる前に発着地点へ戻らねば。ゴチゴチに硬くなる体に、バナナやナッツを詰め込みながら、もう一つ山を越える。降りしきる雨、振り絞る体力。

あと少し・・・。鬼神野溶岩渓谷に差し掛かる頃、椎葉村に曲がる交差点で、軽トラックに乗ったご夫婦が声をかけて下さった。50歳代くらいか、奥さんが雨の中、外に出て私を待っていた。
「この山さ越えて椎原村に行くなら、暗くなるし、雨もひどいし。一人で行くのは危険だぁよ。なんなら軽トラの荷台があいてるから乗っていったら」。

なんと温かい一言。
冷たい雨もなんのその・・・。凍えそうな体が、この言葉で一気にほぐれた。
前回(日之影~佐伯市宇目町・傾山)ような急坂道の途中なら、お言葉に甘えていたところだが、ゴールまで残り少なく、感謝を伝えてお断りした。

温かい雨だった。

本日の走行距離105km。

コメント

冒険だね~

アクティブだね~

気合いだね~

追伸

護身エクササイズは
毎月第一・第三日曜日にする予定だよ~

まあ近づいてきたら告知するよ~

4駆動自転車

** ウルフさん **
はい、風にそよそよ軟派なハイジも、この時ばかりは気合でした。”こぐっきゃない”、そう思えば辿り着くもの。歯を食いしばる機会って、なかなかない事が判明。しばらく週末は山深い渓谷で坂道の練習に集中して、どんな野山にも通用する健脚力を養おうと思います。2本足だけど、気持ちは四駆動です(笑) 日本文化に触れる護身エクササイズ、楽しみにしていますよ!

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