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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 オレンジの相棒

オレンジの相棒 

玄関の柱の縁を、咲き始めた真珠色のモッコウバラが彩っている。庭のテラスにはイチゴの赤い実もつきはじめた。

スバル君のラジエーターが水漏れし始めた2月半ば。生まれて初めて自分でエンジンルームを開け、2日に1回ペットボトルで給水する日々が続いた。2005年の留学前、”20万円・車検込み”という安値でレガシーから乗り換えた。購入当時7万㌔。それが竹田に居を移してからの2年半で7万㌔走り、先週16万5千㌔を超えた。香川へのうどんツアー、山口へのスペイン料理ツアー、六郷満山・国東への旅、と愉快な仲間と笑いと幸せを乗せたあの日のドライブ。ガンガン野山を走り回ってくれたスバル君も、3月終わりに前方左車輪部をぶつけられて、走り疲れた武者姿に・・・。

重い腰をあげてクルマ選びに奔走した。

最初に狙ったトヨタのランクル40は、緒方町でパン屋を営む友人あっ君がこよなく愛する名車。使い古しのクルマや家に値段がつかないこの時代、大事に乗ってパーツを入れ替えていくうち、なんと購入時よりも査定価格が上がってしまったという。21世紀に、こうやって旧車を大事に乗り継ぐ人たちの存在を知って驚いた。そのランクルも、会社の排気量規制で乗れないことがわかって方向転換。コンパクトカーを中心に4社の走り心地を味わった。

初対面のとき、私にウインクしてきたオレンジ色の相棒は、四駆のUK車。英国デザインの簡素でごつい内装と、プリッとあがったお尻がおてんばな私にピッタリで。家族と15年前から付き合いがあり、いつかこの営業マンのお客になりたい、と思っていた方がお世話してくれることに。

買い物を通して一番欲しかったのは、クルマを可愛がる自分の姿、だった。身の回りのものを大切に、丁寧に使って暮らす人たちの魅力。そんな姿をあっ君や、クルマ選びの相談にのってくれた会社の先輩の姿に学んだ。丁度1年前の5月連休、富山県小院瀬見の古民家で暮らす友人・西山麻里さんを訪ねた時のこと。「近所に集会所もあったけれど、おばあちゃんが大切に暮らし、使ってきたこの場所の雰囲気が気に入ったの」だと、赤ん坊と暮らすその古い民家を選んだ理由を話してくれた。その当時は、その意味が理解できなかったのだが。

モッコウバラが気に入って転居を決めた1年前。以前住んでいたアパートには全くなかった大家さんとの素敵な交流が続いている。「庭のレモングラスを積んで、テラスで時々お茶をしてね」とかさ。

コメント

スバルよ、お疲れ様。

そうですか、あなたがハンドルを握り、あの時よく走ってくれたスバルくん(さん)リタイヤなんですね。お疲れ様。物でもその最後はありがたく感謝の気持ちで廃棄したいもの。娘にもくたびれて小さくなった靴を捨てるときに、有難う、と行って手を合わせるようにしています。でもこれ娘がいるから私も教え教えられているのだと思います。オレンジ色の相棒にいつか同乗できるのを楽しみにしています。Drive safely...

スバル君お別れの日

** サンフランシスコのよりさん **
そうなのです。車検をあと1年以上残してリタイヤします。平成7年式、立派な旧車ではありましたが。手荒い私のお供となって、よくぞ色んな所に走ってくれました。
最後はディーラーに「末期がん」と呼ばれ、人を乗せるのが危険な状態でもありましたが、事故もなく、本当によく走ってくれたものです。

早起きをしたお別れの日。「ありがとう、ありがとう」と声をかけながら実家で洗車をして、ワックスをかけ、金色のアルミホイルをピカピカに磨きました。

昨日5月1日は、Toddさん宅で出会った友人・日系ハワイアンのMariさんが、サンフランシスコにお嫁に旅立ちました。今頃そちらに着いたかしら。

よりさんを思い出すと元気が出ます!またドライブしましょうね♪

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