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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 いのちの期限

いのちの期限 

岡藩7万石の城下町、大分県竹田市に移り住んでまる2年が経った。
こんなにも、この町が、この地域が好きになろうとは予想もしなかったこと。

2005年、アラスカの人口5000人ほどの小さなコミュニティーで、”村”と”人のつながり”の温かさを体験した。地に足をつけ、自分の言葉で語れる”地域”を持つことーーー。団地育ちの私には、その光景がとても新鮮で、地域なしには自分のアイデンティティーは持てないような気持ちだった。

そして2008年。昨年にも増して、国内外の友人がはるばる竹田を訪れてくれた。
秋には、神原地域で食、音楽、歴史、癒やしを体験するツアーを自主企画し、皆の支援のお陰でどうにか形になった。自分のやりたいことが実現できる地域になった。

新春~恒例のみそ作り体験に、県内外からのべ約50人が参加。
   四国への「弁当の日」ツアー満喫。讃岐うどん巡りや、竹下和男さんの学校訪問。
春~県内一周・国際チャリティーライドで自転車旅行。
    「重ね煮」を習い、料理が一層楽しくなった。
初夏~大分→富山への自動車旅行。立山アルペンルートや安曇野を散策。 
    城下町のはずれの一軒家に引っ越し、ルンルン♪
盛夏~竹田市神原で数十年前の結婚式「よいなや祝言」を再現。
    サックスバンドで東京遠征&東京スローフードツアー。
   城下町や緒方町の農家レストランで「朝カフェ」始める。
秋~竹田市神原で食・音楽・歴史・癒やしのツアー、コンサートを自主企画。 
    紅葉のくじゅう連山に2回登頂。
    ドイツ姉妹都市からワイン貿易商を招き、ワインセミナーや角打ちバーなどを開く。
冬~薪割り。 
  


別れあり、出会いあり、引っ越しあり、ワインあり、喜びも涙も盛りだくさんだった1年。
人を招ける家に移り、美しいものにたくさん触れ、美しく暮らすことに意識が増した。
喪失の淵で泥沼にはまったり、悔しい失敗も犯した。
私が転んだときに、一緒に頭を下げてくれた仲間がいた。
乗り越えたとき、色んな気付きがあった。

オーストラリアでのダイビング仲間・K美さん、サンフランシスコのイラストレーターY子さん、シアトルでお世話になったCOOK一家ら、心の友らとの喜びの再会もあった。


そして今日12月31日、敬愛してやまぬ先輩の訃報。竹田市神原地域のリーダーとして、地域や文化の振興に努めてきた廣瀬正熙さん(享年64歳)。昼過ぎ、書類の整理に竹田に戻ってきたところ、城下町の角に「廣瀬家葬儀」の看板が・・・。信じられない思いで葬儀場に駆けつけ、ジャージ姿のまま葬儀に参列。

彼が愛してやまない神原川のせせらぎの聞こえる自宅図書館に、大切な友人を何人も連れて行った。夏には、祖母山麓の一合目の滝に案内してくれた。
神原が好きな一番の理由は、廣瀬さんがいることだった。

「やりたいことを、今、やろう!」と書いた2008年の手帳の冒頭。春に余命1年と宣告され廣瀬さんの命の期限を、私は知らなかった。
何事にも期限がある。
時間という、最も価値ある物差しを、私が果たせる役割の中で、
自分に、愛する人たちに精いっぱい差し向けたいと願う。

 「奇蹟」

 空気 
 風 
 水 
 太陽は  
 奇蹟

 駒鳥の歌  
 奇蹟

 ミヤマオダマキの花  
 奇蹟

 どこから 来たのでもなく
 どこへ 行くのでもなく

 君は ほほえむ 
 奇蹟              (ナナオサカキ)



ありがとう。
私の命。
私に寄り添ってくれたあなたの命。
私の時間と摺り合わせてくれる、あなたの時間。

もうすぐ来る新年が、
あなたと、あなたの大切な人にとって
素敵な心の成長につながりますように。

コメント

廣瀬さんの思い出

廣瀬さんが亡くなられたのですね。

 一昨年の竹楽で初めてお会いし、夏の「よいなや祝言」が最後の出会いになり、この間で三回しかお話する機会がなかったのですが何十年も前からの仲間のように感じていました。

 まだまだ、竹田の為に活躍されると思っていただけに非常に残念です。

 私も山好きの一人としてご一緒にお話が出来なかったのが心残りです。

 ご冥福をお祈りします。
 
 今年も出来るだけ機会を作って訪竹しますので宜しくお願いします。

 新年会をしましょう。

神原の案内人

ハイジご無沙汰。

広瀬さんのお通夜に参列させていただいた。

お顔を見させていただいたが生前の元気なお顔がその時はほっそりと目を閉じていた。

我々の見えないところで一人病と闘っていたんだろうか。

奥さまとも再会をし祝言のお礼をさせていただいたが、せめてもう一度お会いしてお話をしたかった。

神原に突如と現れ、ひっそりと静かにあった神原を一つにまとめ、神原よいやな祝言など素晴らしいイベントで神原を有名にし、そして使命を終えて本来の故郷へと帰って行った。

そんな印象を持った。

ご冥福をお祈りいたします。

帰省中で参列できなかったのは残念でした。

何事にも期限がある。
本当にその通りですね。

廣瀬さん、いろいろしていただいたのに、何もしてあげられなかった・・・。でも廣瀬さんの思いはみんなに伝わり、今後も消えることはないでしょう。

心残りのない毎日を送りたいですね。

1/17夜、廣瀬さんを偲ぶ会開催

**Yasuさん**
日本画家の鈴木靖将先生とも交遊の深い方で、廣瀬さん方で鈴木先生のVTRを涙しながら一緒に見た思い出も。
夏の「よいなや祝言」には、よくぞ北九州から足を運んで下さいました。廣瀬さんにもあの時の写真、大変喜んで頂きました。新年会、お待ちしております!

**ウルフさん**
夏のよいやな。あれほどタイムリーで神に近い宴があったでしょうか。私たちの知らないところで闘病しながらも、神原の花を幾つも咲かせてくれました。今はまだ、祖母山を眺めるたびに、涙が溢れてきます。

1/17夜、サリモスで偲ぶ会&新年会を催します。是非あかりちゃんと遊びに来てね。

**たかちゃん**
やり残した事も、愛し足りなかった事も、どんな言い訳も通用しない、”お迎え”の瞬間。

たかちゃんが食を通じて表現している、あなたの生き様の凄さを感じます。

廣瀬さんのお陰で、どんなに神原が好きになったことか。いつも「よっちゃん」を身近に感じながら、神原の素晴らしさや、彼が案内してくれた「うたひめロード」の物語を伝えていきたいと思います。

残念です。

新年のご挨拶を、と開いたWEBでしたが、本日始めて廣瀬さまの既報知りました。クリスマス前にようやく夏にお世話になったお礼のカードを送ったばかりでした。読んでいただけたのでしょうか。信じられないですが、ただ残念でしかたありません。あの彼のやさしい微笑を思い浮かべます。この夏Heidiさんのおかげで彼と出会えたこと、又素敵な時間をすごせたことを感謝したします。あの神原をこれほど愛せる人はいるのでしょうか。きっと神原の人々は別れをおしんでいることでしょうか。もう一度お会いしたかった。
かれのように何か一貫してやり遂げれ、また無償でたくさんのことをささげれる人になりたいなと考えさせられます。すばらしい方でしたね。
ご家族の皆様、神原のみなさまに、ご冥福をここからお祈りしたいと思います。

一合目の滝の思い出

** よりさん **
廣瀬さんが案内して下さった1合目の滝。澄んだ水と、あの冷たさと、木陰に揺れるまばゆい日差しに感激したあの夏の日。緒環で、近所の長老たちが「よいやな」を練習していたのを、とても鮮明に覚えています。

外からのどんな友人を案内しても、たくさんの引き出しの中から「森の図書館・知の森」に引き込んでくれる、自慢の友人でした。神原や文学や芸術を愛する以上に、人をいっぱい愛してくれた人。

かりんちゅの可愛い絵本。きっと喜んで下さったことと思います。でもご主人が描いたって分かったかしらねぇ。近いうちに自宅にお参りに行くので、廣瀬さんに伝えてきますね。

よりさんの心からの気持ち、
   ありがとうございました。

昨日、竹田でお世話になった方からの電話で
廣瀬さんご逝去の知らせを受けました。
本当に残念です。
謹んでご冥福をお祈りします。
駆け出しで仕事をしていた時代に何度もおうちに泊めていただき、様々なお話をしたことを思い出しています。

廣瀬さんありがとうございました。

古本を愛した廣瀬さん

** もりち先輩 **
年末は、高千穂で大変お世話になり、ありがとうございました。石蔵カフェのコーディネート、素晴らしかったです!参考になることがたくさん♪

1/12夕方、改めて自宅にお参りに伺いました。神原の凛とした里山を、白く染まった祖母山が包んでいました。「今日は満月が綺麗やね、星が綺麗やねぇ」こんな言葉をかける人がいなくなったと、闘病生活や好きだった古本の話を奥様から伺いました。

「森の新聞社」ならぬ、「森の図書館」として開放することを強く望んでおられたこと。竹カップを首から提げて入場券とし、神原地区の縁側でおばあちゃん得意の漬けものやこびり、お茶を頂いて回る周遊イベントなど、廣瀬さんと実現したかった、そして今後叶えたい催しがまだあります。

さとうよしみ記念館の招致、紫草の復活など、緒環の運営、うたひめロードの振興など数多くの人と事業を育ててきた廣瀬さん。

人の代わりはできないと言いますが、トチノキに捧げる琵琶の音にはじまる神原の凛とした上品な雰囲気が、今後もずっと引き継がれることを願っています。メッセージありがとうございました。

1/30は佐藤弘さんを囲んで大宴会、1/31は「弁当の日 おかず大集合」セミナーです。

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