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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 命の授業、映画「ブタがいた教室」上映12/20から。

命の授業、映画「ブタがいた教室」上映12/20から。 

学校でブタを育て、後で食べる――。実話をもとにした映画「ブタがいた教室」の試写会を見に行った。
(C)2008「ブタがいた教室」製作委員会

東京国際映画祭で観客賞などを受賞した話題作。この“命の授業”が最初に話題になったのは1993年。大阪の小学校の元教諭・黒田恭史さん(現、佛大准教授)が行った実践教育がドキュメンタリー化され、ギャラクシー賞奨励賞などを受賞した。黒田さんは、東能勢小のあとの一時期、勤務した大阪教育大付属池田小(同府池田市)の児童殺傷事件にショックを受け、著書「豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日―」を出版。番組に心動かされ、映画化したいと思った前田監督が2003年、原作権を獲得。人気俳優の妻夫木聡さんもその趣旨に共鳴し、教師役を引き受けたことから企画が動き始め、映画化された。

黒田さんは1990年、新任教諭として大阪府豊能町の東能勢小に赴任。児童らに命の重みを教えようと、クラスでブタの飼育を始めた。豚小屋を手作りし、給食の残飯などで育て、汚物にまみれた小屋は児童が毎日洗った。「Pちゃん」と名付けたブタの飼育は3年続いたが、6年生になった児童らが卒業する直前、Pちゃんの行く末をどうするかが大きな議論となった。「中学校に連れて行く」「下級生に引き継ぐ」「自分たちで食べる」と、様々な意見が出されたが、黒田さんは結局、食肉センターに連れて行って処理する道を選ぶ。


映画のクライマックスの児童らが議論する場面は、

撮影時も事前にセリフをほとんど決めず、アドリブで子役たちが涙を浮かべて意見を出し合ったという。臨場感たっぷりで、自分自身も議論の中に巻き込まれてしまう。見終わった後も感想が尽きず、一緒に鑑賞した食育ネットの仲間たちからも「ブタの気持ちはどうなのか」(by本山隊長のブログ「今日もお楽しみ様」)、「食肉にする過程も入れた方がよかった」「生きていくために他の生命を奪うことを乗り越えて大人になれる」などの議論が尽きなかった。

個人的には、肉屋のお父さんが解体作業を披露することを期待したが、そこは観賞者の想像に任せる、という意図なのか。アラスカで狩りを体験し、無数の小さな命に支えられている自分の”生”を知った。 同じ生まれてきた生物の死を乗り越え、 その命に生かされている自分をみつけることができた。この映画は”食べることが遊びやファッションになった時代” だからこそ、必要な問いかけを与えてくれる。


ブログを書いている最中に、東京八王子市で母さん牛の名入りヨーグルトを製造販売している酪農家「磯沼ミルクファーム」の磯沼さんの日記に、「ブタがハムになった日」というコーナーがあったので紹介する。

「家畜が働く動物として、命がけで人間に奉仕してくれる姿を毎日そばで見て、偉大な命の存在としてけなげな姿に愛情を感じます。
働く動物はいかにいい仕事が出来たかで評価されます。
おいしくハムになり、多くの人々の口に入り、血となり肉となって その人を活かしてゆく。
小さな命によって支えられている人間は、その命に感謝と祈りを持ちながら
新しい命を育てることに昇華して行くことが大切なんだと思います。

家畜を飼う、牛の命を生かしてゆく仕事をライフワークにしている、多くの仲間と共有してゆきたいのが牧畜文化6000年の歴史です。 ミルクを利用して常に人が側にいて、餌を確保し繁殖を助け病気から守り子孫を繁栄させてきた家畜牛は世界に12億頭いるといわれます。 中央アジアの乾燥地帯から始まった牧畜は世界各地に広まり、人類にとって至上の食べ物として、赤ちゃんの命をつなぐかけがえの無い食べ物として貴重な存在でした。

人類が存在する限り家畜牛の役割は永遠でもっと親しい関係が生まれてくるはずです。 私論ですが、酪農の楽しさはミルクを自在に加工し美味しく利用してゆくことそして牛の一生のドラマにかかわり精一杯の世話をすることで最大の収穫を得ること、食べてあげるところまで付き合うことと考えます。 酪農が狭い仕事ではなく、自分の世界を広め豊かに創造し、ミルクが多くの人々に利用され、健康で豊かな人生の基礎になり支えてゆけること。 牛の命を最大に生かしてゆくテクノロジーを身に着ければこんなに楽しい美味しい仕事は他にないと思うのですが?

食べることが遊びやファッションになった時、焼肉食べ放題のような無責任な世界になってゆきます!命を感じながら生きてゆくことを子供たちに伝えられるようにしたいですね!」
と、生産現場から語る深い実感!

大分でも、12月20日(土)~1月16日(金)、大分市府内町のシネマ5でロードショーが始まる。この夏一緒にサックスバンドでお世話になった同館の竹本有華さんも一押し。この年末年始に家族で、またお友達と一緒に、是非、命の議論を体感して欲しい。

<関連イベント>
●12月21日(日)午後9時から、前田哲監督との意見交換会。対象は、7時からの上映会参加者。
 
 「命は大切だと呼びかけても、子どもたちにはなかなか伝わらない。生きることの根源を見つめたこの物語を通して、人とは何か、なぜ生きるのかを考えてほしかった」・・・前田監督。

●12月27日(土)正午から、アフリカンサファリの獣医師・神田岳委先生トークショー。対象は、朝10時からの上映会参加者。※トークショー終了後、Pちゃんランチ(500円)食事会もある。予約は前日午後5時まで。

●前売券は、12/19まで携帯ストラップ付で販売。鑑賞券(半券)にベルマーク付き。
前売:一般 1300円、小人 800円、親子 2000円
当日:一般 1800円、大学・高校生 1500円(要証明証)、中学生以下/シニア(60歳以上) 1000円
その他割引:毎週水曜日レディースデー 女性1000円、毎週木曜日メンズデー 男性1000円
 夫婦50割引 2人で 2000円(夫婦のどちらかが50歳以上)

●問合せは シネマ5(大分市府内5番街ローソン横)
TEL.097-536-4512、FAX.097-536-4536
HPhttp://www.cinema5.gr.jp/

●映画公式HP:http://www.butaita.jp/

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