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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 花の宴

花の宴 

春風の花を散らすと見る夢の 
 さめても胸のさわぐなりけり


西行が陸奥(みちのく)を旅したのは12世紀のこと。日本列島が、桜色に染まるこの一旬の一時。山をかけ上がる桜前線をおいかけて、いつ雨風にうたれて散りかねない花弁を案じて、そわそわと落ち着かない。私の中に宿る、桜を多様に愛した古人の感性復活か、それとも目覚めなのか。

中川藩主が仰いだくじゅう連山、祖母・傾山を眺望する小高い山の中腹を目指し、岡城跡本丸にて花見にござる。
翌晩雨の天気予報を見て、貴子姫から「今晩催行」のメールが届いたのは今朝のこと。

「とれましたよ~!」と

喜び弾んで、わざわざイチゴの収穫を報告してくれた有機農家・西森さんの元へ車を走らせる。朝とれイチゴや、美しいカブ、新玉葱、その他諸々 緒方の朝とれ野菜を買い込みまして、締め切り間近のペンを片手に、コトコトお鍋を火にかけました。沖縄の新婚夫婦が手作りで送ってくれた米「チュウヒカリ」や、ニックの母上がこしらえてくれたアラスカ鮭の缶詰の開缶式この日のために待っていてくれた食糧たっぷり、今日もおいしく楽しく料理させて頂きました。

古代米を炊飯器で炊いて作る”桜もち”!色粉は使わず、もち米、黒米、赤米の自然な色が美しく、大きな桜の花弁の下で、ほおばる桜色と、桜の葉のみずみずしい香りは格別。西森・朝イチゴとの組み合わは絶品でした。

闇夜の桃色と、三日月の金。
予想通りか、夜桜見物客は他にはおらず、
いつ消えるとも分からぬ灯りの下で3人、甘酒の杯を交わす。

りんちゃんが「桜天井の下でくるくる回ると目が回りますよ~」と春色の声で回る。
3人でぐるぐる回って、空とたわわな花弁の隙間に目を回す。

この小さな、然し、楽しい心の歴史が、何時迄も、
春の廻る毎に、絢爛と咲き匂う満開の桜とともに映りますように。

次は、桜吹雪を見に来よう。

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