広告
地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 学校給食の目的に「地域文化の理解」の促進明記

学校給食の目的に「地域文化の理解」の促進明記 

1月31日に大分市で行われる「食育推進フォーラム・大分県学校給食振興大会」(県教委、県学校給食会主催)のパネルディスカッションの打ち合わせ会があった。おおいた食育コーディネーター南部支部の代表として、竹田市や豊後大野市での取り組みや、自身の体験を発表する。

今年度、大分県で初めて学校に着任した”栄養教諭”。彼女たちの現場での取り組みの紹介を皮切りに、日田市で、児童が自分で作る「弁当の日」に取り組む保護者代表の佐々木悦子さんが、自身の取り組みで苦労した点を語りながら、行政や学校の”ハコモノ・年度単位”での取り組みにも、率直な意見を出してくれ、面白い討議になった。


最新鋭の兵器を投資した学校給食調理場が”合理化”のために次々に誕生する。厳しい財政とコストダウンのために、調理はいずれ民間業者へ委託されてしまうのだろうか。久住のあのおばあちゃん農家がリヤカーを引いて野菜を納入する、なんて光景は、恐らく消えてしまうんだろうな。昨年、金丸弘美さんと巡った久住小学校の、自校方式の給食のまぶしさが、印象に残っている。<地域の食材で給食作り 大分・竹田>


・・・と思っていたら

文部科学省が54年の制定以来初めて学校給食法の目的を大幅に見直すことを発表した。
目的は、食育の広がりを受け、学校給食の目的に「地域文化の理解」の促進を追加するもので、次回国会に改正案を提出される。


学校給食法の目的に「食育」明記 中央教育審答申へ」
・・・中略・・・ この改正方針は、中央教育審議会が17日、渡海文科相に答申する見通し。同省は08年度予算案に郷土料理や地場食材の普及を目指し4億5000万円を計上しており、予算を通じて改正理念の定着に努める方針だ。

 戦後の食糧難の時期にできた学校給食法は、「子どもの心身の健全な発達につながり、国民の食生活の改善に寄与する」学校給食の普及充実を主な目的としてきた。

 その後、朝食を食べない子や肥満傾向の子の増加が問題になってきたこともあり、05年に食育基本法が成立。同法は地域の特色を生かした学校給食の実施を求めており、改正教育基本法も「郷土を愛する態度を育む」ことを目標に据えた。

 こうした動きを受けて文科省は、学校給食法の目的に、給食の教育的な意義をもっとはっきり示す必要があると判断。法改正では、給食を通じて「食への感謝や地域文化の理解、郷土への愛着などを育む」といった理念を盛り込む考えだ。 (2008年01月17日10時08分 朝日新聞より)



英国で人気のシェフ、ジェイミー・オリバーがファストフード並の学校給食にメスを入れていくドキュメンタリーは、見応えがあった。彼が日本の給食を見たら、なんというだろうか?

  なんて恵まれているんだ!豊かな地元の、旬の食材に囲まれた日本の子供たち!

・・・感激するに違いない。
アラスカで視察した、チップスまで売っている学校給食のランチルーム<米国の学校給食の現実・肥満大国の未来とその現状>のようにはなって欲しくないと願う。

毎日、現場で子ども達のために心を込めて調理をしている調理員。限られた経費の中から楽しい献立を立てて工夫をしている栄養士さんたち。どうか彼女たちの思いが、スープの熱いうち、麺ののびぬうちに、子ども達に伝わる距離であって欲しい。

合理化、集約されていくものの中にも、意志のある所には、よいものとよいシステムが残っていく。なぜなら、システムを作るのも、私たちだから。
私たち一人一人にできることが無限大であることを、今回のパネルディスカッションで、様々な立場の人と確認しあい、つながりあえる場所になったら、と思う。


■平成19年度 食育推進フォーラム・大分県学校給食振興大会

主題:「生きる力」をはぐくむ食育の推進
日時:1月31日(木) 大分市府内町のコンパルホール
  午前10時半~ 基調講演「学校における食育の推進 
            学校教育活動全体で家庭と連携して」
            女子栄養大学短期大学部 准教授 香川明夫氏 
  午後1時~3時半 パネルディスカッション
            「家庭・地域と連携した学校における食育の推進」

コメント

おひさしぷりです!

Heidiさん、お久しぶりです!
相変わらず元気にご活躍ですね。
年末から年始にかけて原稿をずっと書いていて、年明け後もバタバタでミクシィも休養中です。
原稿は春には本になる予定です。
久留米はじめ各地の支部を昨年回ったことがカギになりました。
やはり日本の復活は地方の元気から!
大会の成功をお祈りしております!

スローフードすぎなみ

昨年はお会いできて、とっても嬉しかったです、Toshi-Shunさん!
久しぶりに「スローフードすぎなみ」のHPをのぞいたら、11月のスローフードフェスタの様子がバッチリ★素敵なページにビックリしました。

今回のシンポは、学校と地域との連携が鍵。地域に開かれた体験学習を取り入れたい学校と、若者からおじいちゃんおばあちゃんまで、地域の児童や生徒のために、何か役に立ちたいと思っている人たち。来年度は、人材バンクを組織化し、食育コーディネーターの派遣などができたらいいなぁ、なんて思っています。

また、”おいしくて、楽しくて、本物!”なスローフードツアーのご案内、お待ちしております!そして春の出版も楽しみに★
同志より

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://heidihill.blog26.fc2.com/tb.php/291-a061fb68