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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 千歳小で地産食材の「朝食作り」。心に残るもの、残らないもの

千歳小で地産食材の「朝食作り」。心に残るもの、残らないもの 

豊後大野市の食育推進事業の一環で、10月17日、11月13日の2日間、3・4時間目に千歳小学校を訪れた。子ども達が作ったのは、新米のおにぎり、具だくさんのみそ汁、シャモの卵を使ったスクランブルエッグ、野菜のあえ物の4品。千歳町でとれた新米やおばちゃん達が作った味噌、シャモの卵、荻のとまとちゃんのケチャップ、大分県産の海苔・・・千歳最良の朝の食材とはこんなものかと、丁寧に食材を選んでくれた市の栄養士さんたちの気持ちが嬉しかった。

その様子が、大分合同新聞の「おおいた食の匠たち」のコーナーの動画でも紹介された。
県食育事業アドバイザー 【金丸弘美さん(東京都)】 元気を次世代へ


この授業の日、料理研究家の原田とも子さんは、ピンクのブラウスに、大きな笑顔で登場した。ゆっくりとしたしゃべり方、子ども達への元気な問いかけ、赤いエプロンが、とても印象的だった。・・・役作りは衣装から。エプロンの色一つにまで、子ども達への心遣いが現れている。

この事業を通して、原田さんご夫妻には本当にお世話になった。
原田さんは大野町で農家民宿「徒然草」を主宰。数年に渡り、NHK大分放送局の夕方の番組では大野町の食材を使った料理を紹介し続けてきた。つやつやの庭の芝生を眺めながら、徒然草でお茶を頂く一時に、何度癒やされただろう。白いゴーヤがなったあの夏の日も、どこを見てもクリだらけのふかふかの落ち葉の上でも、ご主人が温かく迎えてくれた。

ある時は、

私の心遣いのなさに、声を荒らげて下さった。
本物を伝える側の覚悟、「プロ」の仕事のあるべき姿を、体当たりで教えてくれた。

 泣いたり、笑ったり、悔しがったり、笑ったり。

事業、講座、企画、主催・・・名詞でも動詞でも、結局は”人と人のつながり”でしか動いていない。そして誰かを思って造り込んだものでしか、人の心は動かない。

何日経っても、何年経っても、風化されない”食事”の思い出がある。
食事は1日3回やってくるのに、なぜあの時のあの料理は忘れられないのだろう。
誰と食べたか、どんな会話をしたのか、どんな音楽を聴いたか、どんな風におもてなしされたのか。ハンガリーの丘の上のレストランで母が歌ったディナーパーティーや、ルーブル美術館でのファッションショーや、母が学生時代に作ってくれた弁当とか。
与える側と受ける側の思いは、必ずしもイコールとはならなくても、私たちは、”大切にされる”という体験を積み重ね、家族や上司や仲間の思いの中で生かされてきた。

イベント三昧で、色んな催しが駆け足で過ぎ去っていった1年。
催しは、私にとって、ふかふかの田舎の庭の縁側のようなもの。
 「まぁ、お茶を一杯飲んでいかんね」
と促されて腰を下ろす。そこから色んな会話や出会いが始まる。

幸運中の幸いにして、私は、いい料理を生み出す人たちと仕事ができた。
よい農産物を生み出してくれる人たちとつながることができた。
私は、農家でも料理人でも栄養士でもないけれど、自分の役割をじっくり考える。

人を大切にしよう。
もっと心のこもった仕事をしよう。

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