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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 デ愛の日々2006、アラスカの空を越えて

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デ愛の日々2006、アラスカの空を越えて 

2006 

:::: Winter ::::
アラスカの森や氷河を飛んだ元旦

 チャーリーの空中遊泳飛行、動物たちの村、
 目の前に広がる雪の草原、深い渓谷や、雪かぶりのスプルース。
 「ほら、あそこに見えるのがゴートだよ!」


:::: Early Spring ::::

ネイティブ・アメリカン(インディアン)と走る
アルカトラズ島からアリゾナまでの景色。
 西洋と東洋に流れる溝を一つにつないだ、森羅万象の言葉たち。
 体に刻んだことは、荒涼の大地、向かい風、砂漠での生と死。
 太陽の下での16㍄の距離は、快調どころか絶好調にしてくれた。
 心に刻んだことは、
 「母なる大地、空なる父よ、おいしいごはんをありがとう」?
 いや違…(笑)わないけれど
 私は、生きているのではなく、生かされている、という事実。
 人と人はこんなに強くつながりあえること。
 DEEP WATER、SPRING WATER 
 彼らにもらった私の名前。
 生まれ湧き出る水のように、心地よく、純粋に生きていきます。
 生きる、という決意。
 生かされている、という使命。


 ロサンゼルスでの山登り。
 Dr. Hideとの再会。
 「自分に負けない」
 毎日、この一刻も。自分に負けないことが、私の自信になっていく。
 初めて会ったときも、エネルギッシュなオーラを感じたけれど、
 全く変わってないなぁ。昔もいい。今もいい。

我が料理の師匠・タッド・グローブ氏との6年ぶりの再会。

 久しぶりのベイエリアでいろんな出会いをした。
 数え切れない、そしてかけがえのない台所の思い出たち。
 エミリーのピアノ。そこに集う人たちの笑顔。他愛もないおしゃべり。
 
 アボカド農園を見た。 
 さわやかなグリーンは、燦々と光り輝く大地の母乳。
 
 フォレストとジョディーの、アメリカ合衆国を横断を見送った。
 自転車で、28日間の人生を変えた旅。

 アムトラックで出会った企業家のジム。
 「人生に必要なことは、どんなビジョンを描くかだ」。
 ナパへ、森へ、街へ、いろんな車の旅をした。

 日本で半年前に友人の結婚式で同席したアンソニーの家族と会った。
 ベトナムの難民ボートで脱出をした彼は、一度人生を捨てた。
 「あの時私は死んでいた。だから今何でも死ぬ気でできるんだ」

 ヨガにはまり、毎日学校に通った。
 マヤはもう僧侶になっただろうか。
 ハワイ生まれの彼女が手がけるのは日本の美術翻訳。

 サンフランシスコの郊外で太平洋を見に、トレッキングをした。
 mixiでつながった頼子ママと1歳になったばかりだったカリンチュと。
 出産しても、背中に赤ん坊をリュックのように背負えば、
 アウトドアは楽しめる。欧米ではごく普通のことだけれど、
 日本では乳児とトレッキング、あまり見かけない。
 彼女の視点や方向は、これから野歩きをする自分の方向を大きく広げてくれた。

 バークリーのEdible School Yardなどで、アメリカで最も進んだ
 食育現場で研修。弁護士よりも歌手よりも、食の現場に立つことを
 選んだ彼女は元気だろうか。

:::: Winter again::::
都会生活を味わった後、真冬のアラスカに戻り、
 アラスカの自然に更に感謝した。
 トワイライトゾーン。宵闇は淡くて長い。
 指を動かす手作りアートにはまった。
 流木さえも、かけがいのない命の形になった。
 真冬の鮭の肉は、唯一新鮮なまま食べられるものの一つだ。
 この冬をアラスカの人々と迎え、過ごし、春を待ちわびたことで、
 一瞬にして生命が咲き誇る夏が、また一層ありがたかった。

:::: Spring Kansai::::
夢のアラスカを離れた翌日、
 大都会 大阪・京都で通勤電車に揺られる。アラスカボケ、吹き飛ぶ。
 ドイツ人の観光案内をしながら、桜満開の京都を訪れ、
 日本建築や美術の素晴らしさに胸を打たれる。

 「私はスロー器でいきます」と、和漆器の美しさを伝える
 ドイツ人のアートディーラー、エルマーのギャラリーを訪れる。
 塗り物、焼き物、染め物、織物、筆記具など、分野は色々。
 日本のものもあるし、ドイツのものもある。
 いずれにしても彼自身の目と手で吟味したものたちは、
 私に大きなショックを与えた。

 日本のすごさを知らなかった。

:::: Early Summer ::::
大分ゆふみ病院で過ごした約6週間。
 祖母・渕初恵との最期のひととき。
 彼女と感じた全てが、最高に幸せな瞬間だった。
 NHKの連続テレビ小説「純情きらり」の戦時中の様子を見ながら、
 「私が過ごした時代と同じやねぇ」と話した。
 最初で最後に一緒に漬けた梅酒。
 最初で最後に皆で祝った81歳の誕生日。
 数字の8と1のケーキを焼いた。
 音楽があった。
 家族がいた。
 愛があった。
 「生きることは素晴らしきこと」
 「生きる、生きる、生きる」
 輝く死は、時に人に希望や夢までも与えてくれる。
 ひらひらの桃色のドレスにピンヒールを履き、
 天国でも踊ってるよね、あのワルツ。
 ”初夢や 教師となりし 頃のこと”
 祖母が詠んだこの句と、
 著書「女教師四十年。-妻として、母として、教師として」
 今またなお拍手、彼女の生涯。


宇佐市の生活工房「とうがらし」の金丸佐和子先生に出会った。
 釜戸と洋風キッチンのある素敵な工房。
 弟子入りしたいと申し出て断られる。
 梅のヘタを何故とってはいけないか、
 何故味噌を、寒の時期に漬けるのか、
 昔なら当たり前のことを、私は切り抜きのレシピでやってきた。
 眼から鱗の言葉ばかり。 

:::: Summer ::::
大田村は暑かった。
 国東半島で過ごした3か月。
 英国人ポールの古民家改修を、猫の手にもならないひ弱な体力で
 手伝わせてもらった。
 あふれて止まらない汗。
 土壁を壊す埃まみれの日々。
 これ以上動けない、初めての野良仕事。
 どうしようもなく疲れた自分を見て、投げ出したくなった炎天下の日々。
 農に吹く風の心地よさ。
 ポールのアースオーブンを囲む、村の人たちとの宴。
 夏が終わる頃、私の体は強くなっていた。

 世界的服飾デザイナー堀田真理さんとの朝の散歩道。愛犬の沙羅を連れて。
 大田村のチベットは、朝5時から30分ほどしか見れない絶景の小道だ。
 自然界の命の尊さを、いかに自分のものにしていけるか。
 怖かった蜘蛛の巣を、美しいと思えるようになった。
 彼女が作ったモール製の「蜘蛛」はどんなにがんばっても、
 決して動かないからだ。
 神がもし存在するとしたら、私の神は、この自然と宇宙の中にいると思う。
 彼女が創り出す料理や、農的暮らしや、人間関係に憧れた。

高校の吹奏楽部の故・山本勝彦先生を偲ぶ追悼演奏会で泣いた。
 当時の音楽や仲間に対するいろんな気持ちが蘇り、
 そして気付いた。熱き青春の日々。
 「鳴りやまない拍手が、聞こえますか?」

大分を代表する野菜のソムリエ、尾崎真弓さんとの2か月。
 「掃除」のいろはを、1から8まで教えてもらった。
 どこに行っても掃除ならお任せ。
 整頓は相変わらず下手ですが、掃除なら。
 2人の子供を育てながらにして、会社経営者でもあり、
 料理研究家でもあり、衣食住環境のトータルプランナーでもある。 
 毎日にぎってくれた玄米おむすびから、何度愛情がこぼれ落ちたことか…。
 母親はすごい。


:::: Beggining of Autum ::::
 9月5日、誕生日に就職が決まった。
 先輩記者・宮本昌夫さんとの出会い。
 竹田市への移住。
 日々、格闘。

竹田市の味覚講座はすごい。
 食環境ジャーナリストの金丸弘美先生の世界。
 金丸先生から広がり、つながる、
 地域の人とその間にある農産物や料理や文化。
 全部あわせて、幸せ、という字になっていく。
 ここは、日本の食物と歴史の倉庫だ。

:::: Latest Fall ::::
葉っぱも心も躍った地球芸術文化祭。
 樹齢500年の大きなトチノキの下で、アイリッシュダンスの輪、広がる。
 Baobabの軽快な音楽と、7つの心のこもったスローカフェ。
竹田の自然の中に残せた私の1歩。

竹田市の竹楽を見た。

2005年の暮れ、最後に人とハモった曲は瀧廉太郎の「荒城の月」だった。

竹田の人に惚れた。
 2年前に、堀田貴子さんと一緒に仕事をしてみたいと思った。
 彼女の近くで、好きな仕事を得て、同じ人々と関わり、
 毎日感謝ができるようになった。
 人生は思っているほど深刻ではない。
 楽しいことが どんどんやってきて、
 やってみたいことが、どんどん可能になっていく。
 
:::: Winter ::::
味噌玉もいっぱい作った。

いい音楽もたくさん聴いた。

おいしいものを、好きな人たちと たくさん食べた。

人生の価値観を変える 素敵な人に、たくさん会えた。

いろんな方に、可愛がられた。

終電が終わった駅で、見ず知らずの日系2世にも、助けられた。

回顧した行間の中に、失望もあった。

家族の仲がさらによくなった。

わくわくする仕事を見つけた。

愛する人に、愛していると伝えることができる。

気付いたら、あっという間に一年が巡った。
半年前までアラスカにいたことが嘘のよう。
信じられないスピードで、毎日が普通に、日本のペースで過ぎていく。
おそらく、元のペースに戻っただけなんだと思うけれど、
明らかに1年前とは違う、今の私。

ここで デ愛 をもらった、かけがえのない人たち。
回顧して、その出会いの数よりも、気づきの大きさに驚いた。

過ごしてしまった、かけがいのない時間たち。

抑えきれない感動。

あふれる感謝。

みんなにたくさんの幸福がやってきますように。

今年もみんな、ありがとう。

私。

そしてあなた。

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