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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 =私たちのゴット・マザー、祖母が選んだ89日間= 「告知」

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=私たちのゴット・マザー、祖母が選んだ89日間= 「告知」 

「おばあちゃん。元気にしちょんかい?」
「今日は梅を干してきたよ。もうすぐおいしい梅干が食べられるけんね。」
光の中のあなたに、そっと両手を合わせる。
裾にフリルをあしらった淡い桃色のドレスに、ピンヒールを履いた祖母が口元をきりっと頬に上げて、うっとりと笑う。
「まぁ、どぉか。たいしたもんじゃねぇ。」


若い頃、夜遅くまで川で洗濯をしていたら、靴下がよく流されて、
川の中を追いかけた。
仕事と家事が終わり、隣の民家が朝の灯をつけてから眠るのが常だった。
女教師、四十年の日々。
起業家としての十数年。
それら全てをしめくくるように。
最後まで美しく、そして凛として、生きた。
死とは、生の対極にあるものではなく、生の延長にあるものではないか。
死とは、負のものではなく、人に希望を与え、夢さえも与えてくれるものだ。


あなたを送り出してから今日で三日夜。

ようやく自分の気持ちを書いてみたくなった、というよりは
あなたの陽のエネルギーに乗って、書かされているような気がする。
喪の明けぬうちに書いてしまわねば、前に進んでいけないようにも思う。
あなたを通して、つながった 心ある人たちとの会話の中に、
思いやりに、驚き、そして気付かされることばかりだった。
あなたの生身のなきことに、
悲しみに打ちひしがれるというよりは、
幸せと笑いに包まれた優しい日々だった。



1.アメリカ
今年(2006年)2月半ばのことだった。
正月明けまで元気だった祖母が、緊急手術を受けることになった。
私はアリゾナとカリフォルニアの州境にある砂漠の町を走っていた。
インディアンと走ったあの日。
「ここにいる私達は、今日も健康だ。
この五体に感謝し、ここに来れない身体を病んだ人たちのために祈ろう。
あなたの母を生み、あなたを愛し、地球の母となり、あなたの命をつなげてくれた
おばあさまのために。」

ネイティブ・アメリカンのsacred runに参加したのは、私が6年越しの思いを持って、
料理の師タッド氏を訪問中のことだった。
ベイエリアのスローフードや食育、進学に向けての調査をするためだった。
求め続けてきたものとの出会いは楽しく、毎日が充実していた。
6年前にお世話になった方々へのお礼をかねて、エステやマッサージのプレゼント。掃除、料理、何でもした。
しかし、その中の私にタッド氏は、「今のハイジは心から笑っていない。」と言った。

「後悔しないうちに、帰っておいで」との両親からのメールに
「生きて、生きて。何とか生きて。おばあちゃんのことだから、大丈夫でしょう?」と毎日、祈り続けた。

ある晩、夢の中に祖母が出てきた。
「生きてね」と言うと、彼女はひとすじの涙をこぼした。
今の楽しさよりも、次第に彼女の心配の方が私の心を占めてしまTT。
彼女に触れてあげてかった。私のこの手で、彼女の背中をさすってあげたい。私のこの手で、彼女の美しい頬や指に触れたかった。


2月23日妹からのメール。
「おばあちゃんベットの上で信じられない位の気丈さで戦っているよ。あの年齢であんな大手術に耐えられたおばあちゃんの気力・体力が偉大すぎて皆の心を奮わせたよ。おばあちゃん本当によく頑張ったよね。本当は辛くて仕方がないんじゃないかな。だけど逆境に向かう事でまた新たな山に挑もうとしている姿に、もう私たちは切に祈り願うことしかできないのかなーと思うと悔しいね。唯一できることと言えば、おばあちゃんが私たち子孫に残してくれた食育の道をこれからの世代に伝えて残していくことだと思った。今春退職を考えています。」

彼女のメールに、ベイエリアを去ることを惜しみつつ私は帰国を決意し、アラスカへ戻って荷物をまとめた。

(つづく)

コメント

別れの挨拶

祖母との別れのとき
枕べにさくらたむけた

母との、とき
最上の微笑みを交せた

数日前 立派な絵描き
モントリオールの入選きまり
この度はおめでとう
はなむけ正座の挨拶
それが、別れのことば

5年前
サンダンスヘ旅立つおり
大切な人に、いつ死んでも悔いなき様と言うてわかれたが最後

この世は非情なり

病院のベッドで目覚めた朝ビルの上空に死の入り口

つづく

そうでしたか
走っているときに
重いしらせでしたね
私の場合は
亡くなったひとたちが
遠くに行った感じはありません
夢に現れたそれ本当ですね
重いはー想いでしよう
通じてますよ
私は つづいています
病院のベットでみた
死の門で
自らへの決別の挨拶を打ち砕きました
帰って来てお会いできたのですか、

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