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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 うれしい、かなしい、ありがとう こどもの感情教育

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うれしい、かなしい、ありがとう こどもの感情教育 

買い物かごに食料品などを入れてレジに並ぶ子供達は、
 客 「この本が欲しいの」
 店員「かしこまりました。○ドルです」
 客 「チェックも使えるかしら?」
お金のやり取りをするのだが、お金を払わなくても必ず釣銭をくれる(笑)。別れ際には
 客 「いい本をありがとう。今日もよい一日を」
 店員「あなたもね♪」
なんて具合だ。

ボビーの保育園に「ミニ・スーパー」ができた。壁一面に肉・魚などの生鮮食品から小麦粉、お菓子、ベビーフードなど(の容器)が並んでいる。玩具のステーキはラップに包んであり値段つき。本物のレジの中には、ドル札や貨幣から"チェック=小切手"までセットしてある。この6畳部屋のセットは、月によって変わる。ある月は動物園、ある月はプラネタリウム。そして隣の部屋には、子供の目の高さの台所セット。

マヤの保育園に半日ボランティアに行く。

と書いてみたが、実際は私の方が新しい遊びや歌や手遊びを教えてもらって喜んでいる。週3回のうち、月曜日はアートの日。ちなみに火曜日は音楽、木曜日は野外活動など。今日のテーマは「Emotions=感情表現」だ。アート、お遊戯、おやつ、図書館、全ての場面で「喜怒哀楽」の表情や、言葉を学ぶ。教室には、至る所にHappy、Sad、Dissapoint、Cry、Jerousなどの絵と単語が貼ってある。

emotions



<本日の内容>
8:30~ バブル・アート。
・シャボン玉液に絵の具を混ぜて、直径8~10cmのプラスチック容器の中でシャボン玉を膨らませる。その上に白い紙をのせて泡を自然につぶす。紙を裏返してみると、そこはもうアートの世界だ。今日は赤、黄、青、緑色の濃いシャボン玉液を作った。何色もシャボン玉を重ねてみても面白い。保育園に早く着いた子供から始める、のがコツかもしれない。次から次へと、子供の興味を惹く遊びが今日も登場。

9:00~ 「朝の会」
・今日の天気(晴・曇・雪・雨・嵐から選んでボードに貼る)。
・今日は何日(数字カードから日を選び、あっているかどいうか友達に聞いて確かめる。
・マヤが持ってきた「シロフクロウ」の塗り絵を元に、みんなのシロフクロウ体験や習性を絵で学ぶ。私もつい先日この珍獣を見たばかり。

9:30~  お遊戯
キッズ・ヨガ←なんと保育園にもヨガ登場。私の得意分野?犬のポーズ、ライオンのポーズなど5つの型を、カルタを見ながら真似てみる。
・カラーハンカチを持って、歌にあわせて踊る。
・歌のテープを流しながら、絵本の読み聞かせ『グランピー・バニーズ』"grumpy"という単語は気難しい人、無愛想な、不機嫌な、イライラした、という意味を表すが、この絵本1冊がまるまる"grumpy"についてだった。2回読んで、子供達は確実にこの新しい言葉を理解したに違いない。

10:00~ フリータイム
・3つの部屋を使い油絵組と、買い物・おままごと組に分かれた。
・図書館の絵本棚には、感情や喜怒哀楽をテーマにした本だけが30冊ほど並んである。

10:30~ おやつ 
・当番の保護者が間食を用意する。今日はオーガニックの人参・セロリとディップ、クラッカー、スイスチーズ、サラミ、だった。「ありがとう」「ごめんなさい」「おいしい」などの表現に注目する。スナックを囲んで、子供同士の会話が弾んでいる。

10:45~ お絵描き
・怒った顔、嬉しい顔、泣いた顔、悲しい顔などを画用紙に描く。タイトルを「I Feel Happy」などとペンで紙の上に描き、顔の表情を線で表してもらう。
・途中、真っ赤な朝日が山脈から顔を出す。みんなが窓の側に駆け寄って「Wow, IT'S BEAUTIFUL!」と口にする。ホーマーの、アラスカ人が「ありがとう」の次によく使う言葉かもしれない。3歳児もこんな言葉で感動できるのだ!この真っ茜色の空に!

11:00~ 「帰りの会」
・ある男児が「サメの玩具」を持ってきた。サメについて、ボビーが持っていた歯の標本を触る、匂いをかいでみる。動物絵本で習性を調べてから、この玩具を水槽に浮かせるよう挑戦した。みんなで話し合った結果、風船を背びれにくっつけることにした。結局うまく玩具は動かなかったが、何が起こっても、子供達がこの時ほど楽しそうに笑ったことはなかった。子供達は「考えている」。
・1人ずつ今日の感想を言う。
  
11:30~ スノースーツに着替えて、ソリ遊び 。50cmの雪、彼らには5mの丘の上まで上るのさえ大仕事だ。

12:00  下校

8人の”おともだち”を通して今、嬉しいのか、悲しいのか、怒っているのか、寂しいのかを、先月よりももっとお互いに理解できるようになっているように思った。

▼話は変わるが、ベッキーは、左官工事屋をする以前、20年間に渡って保育所を経営してきた。私は、子供を預かる時に、ママを恋しがって泣き止まない場面にたくさん遭遇した。彼女から受けたアドバイスは、子供の視線に立って、まずは”同情する、気持ちを理解する”ことだった。
"I really do understand why you are very sad. You miss your mother, right? Because your mother is wonderful."(今、悲しいのね。ママが恋しいのね、よく分かるわ。だって君のママはすごいものね。)
そして、"Shall we draw her picture and present?"(じゃぁ、ママの絵を一緒にかいてプレゼントしようか。)

これが面白いほどよく役立った。こどもに学ぶ、たくさんのこと。
世の中のお母様、そして私より先にママになった皆様。
心より尊敬申し上げますm(__)m

コメント

保育とは・・・

私も学校の実習で保育園を訪問したことがありますが、あまり良い印象は受けませんでした。
食事の時間、食べずに泣いている子の口の中に無理やり食べ物をねじ込む場面。お昼寝の時間、ママが恋しくて泣いている子に対して「甘えるな」と叱る場面。まだ1歳にも満たない子なのに・・・。とても胸が痛みました。保育士の方は、「今のお母さんは、食事に気をつけない方が多いので、保育園に居るときだけでも栄養のあるものをなんとか食べさせたい。それも愛情である。」と話していました。それぞれの教育方針があると思うのですが、私には納得が出来ませんでした。これが教育?愛情?この実習での学びは「自分の子供は保育園にやりたくない」という決意だけでした。もちろん、全ての保育園がそうであるとは思っていませんが・・・
ハイジさんの訪問した保育園は子供がのびのびと過ごしている様子が感じられました。こんな保育園なら子供を安心して預けられるように思います。
「子供の視線に立って、同情する、共感する」子育てにおいて大切なことですね。また子供に対してだけでなく、全ての人間関係に通じる言葉だと思いました。とても勉強になりました。

  • [2005/11/29 23:42]
  • URL |
  • やぎのユキちゃん
  • [ 編集 ]
  • TOP ▲

びっくり!!!

こんにちは。はじめまして、kiana(きあな)と申します。Denaliさんのブログ経由で、こちらに来てみました。
そして・・・、驚いて思わず「キャー!」と声を出してしまいました。
なぜなら、私の第二のふるさと、Homerの風景があったからです!!!
私もかつてそちらで暮らしていたことがあります。とても懐かしい・・・。Heidiさんのアラスカ暮らしの様子はこれからじっくり読みます。
その前にこの私の驚きと嬉しさをお伝えしたくてコメントを書きました。
興奮気味のコメントでごめんなさい(笑)。

海のように、空を映す

>やぎのユキちゃん
ボビーは「先生」というよりも、「優しくて賢い友達」。まるでセサミストリートに出てくるような。この雰囲気はどこから出てくるんでしょうね。この保育園は、託児としての機能よりも、幼稚園に行く前のことば遊びや情操教育が目的で、人の話を聞くこと、褒めることをとっても大事にしている印象を受けました。
私は国籍問わず保育の分野には詳しくないのではっきりとはいえませんが、ボビーに学びたい、その気持ちは前回行った時と同じ。毎回学校が終わる頃には、子供達「ボビー大好き!」なのです。私のベビーシッターは2歳児中心ですが、きれいな物を見て感動したり、悲しい気持ちを理解したり、「いかに子供と共感するか」することで、1つハードルが越えられたような気がします。

 鏡のように、人の心を映す
 海のように、空を映す

ようになれたらいいな、と思います。


>kinaさん!!
やった☆つながった!嬉しい~!会いに来てくれてありがとう(*^▽^*)私も興奮していますよ。ホーマーは北海道の手塩町と姉妹都市を結んでいますが、ひょっとしてそちらのご出身ですか?この夏、手塩の皆様と3日楽しいひと時を過ごしました。手塩賛歌「北の大地に」も一緒に歌いましたよ~! 私はEast roadのスパイダーハウス団地に住んでいます。是非色々とお話を聞かせて下さい!

 出会いは夢のはじまり

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

It's a small world!!!

コメントのお返事、ありがとうございます!!!
世界は本当に狭いなぁ、と実感しています。私もとても嬉しいです。
さて、すごく初歩的な質問でごめんなさい。
HeidiさんがHomerで暮らしているきっかけは何だったのでしょう?
アラスカで暮らす日本人はそう珍しくありませんが、Homerというのはとても珍しいと思います。

シドニーで英語学校行ってる時の強烈な思い出を一つ。sad→negative happy→positiveと言うように感情表現を振り分ける授業があったのですが、modest(控え目)を日本人だけがpositiveに入れて他の国の人は全員negativeに入れてました。特殊な文化だなぁと感じました。

こんにちわ

昨日は突然のネット上での出会いに驚き感動しました。HNは違いますがきっと私が誰なのか解ってもらえると思います。

hiediさんの日記、週末でも使ってゆっくり読ませていただきたいと思っています。あぁホーマーに行きたい…帰国してからの3年、時々発作にも似たホーマー帰りたい病が発症します。

では、とりあえず訪問の報告まで。

have a nice day!

つながってる、人のご縁

まずは先述の投稿の訂正とお詫びから。
北海道の"手塩"ではなく「天塩」でした。テシオと読みます。大変失礼しましたm(__)m

>kiana様,nami様
数あるBLOGと、このネットの世界で、ここに辿り着く可能性は、すごく希少ですよね!私も日本語で、ホーマーの素晴らしさを語り合うことが出来るなんて、本当に嬉しいです。

<私がホーマーにたどり着いた理由>
1.アンカレッジは兎も角、"ホーマー村"まで観光・留学・仕事に来る日本人は少ないですよね。この町に移住してきた殆どのホモロイドと同様、私も「人のご縁」です。2002年に2週間だけ滞在したことがあり、ずっと気になる場所でした。

2.アラスカ小国、されど米国
OLをしながら食育をしていました。食の道に進むにあたり、自分の中にコアとなる技術、地元の仲間が喜ぶものを身に着けたいと思っていました。98年渡米時、私の食の大切さを気付かせてくれたTad氏、伊仏のエコビレッジ、伊・ボラのスローフード協会本部など、候補が幾つかありましたが、まずはルーツに戻ろう、で米国を選びました。愛情たっぷりのラインハート家の皆さん、そして大自然の洗礼を受けて、心と体の洗濯中です。


>yoyoさん
仰るとおり、"Modest(控え目)の美"は、確かに日本特有ですよね。
会社の面接で、「最近の女子社員は、廊下を歩く時に横1列に並んで、管理職や役員が後ろを歩いていても知らん振り。この様子をどう思いますか?」と質問されたことがあります。男尊女卑など新しい言い方は幾らでもありますが、私にとっては、あの会社で働いた6年間がなければ、日本的な感覚が分からなかったかもしれません。他国の文化を学びつつ、バランス感覚って、大事だなぁと思いました。

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