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地球と遊ぼう、ハイジの丘協会 足を知る

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足を知る 

むかしのひとは丹念に実直に暮らしておられた。
風呂も飯炊きも薪をくべて火おこししてからで。 掃除機でガアガアといわすこともなく、はたきやホウキでしゃっしゃと小気味よい音を立て、台所からこまごま鳴らす音も耳触り良かった。

縁側で、深々と大気を吸い込みながら、てきぱきと洗濯物を干す仕草。歩く姿は、しゃなしゃなと足袋と着物の裾が擦りあうように。火鉢にかけた鉄瓶に右手が伸びる、彼女のすんなりした指先の艶めき。
女達の一挙手一投足がきびきびと、そして楚々として、美しかった時代のこと。

御歳七十三になるとんちゃんが手縫いで仕立てて下さった赤紫色の小紋。110513とんちゃんが仕立てた赤紫の小紋
しつけ糸を解いたら、一昔前の思い出話が蘇ってきた。丁寧な生活の美しさというもの。慎ましさという美。それに比べ、便利な生活に飼い慣らされた私の所作や感覚は、なんと鈍ってしまったのだろう。エネルギー資源について考えると、自分の暮らし方を見直す時期が、今、やってきたように思う。雑巾のしぼり方、食べ物や火力を無駄にしない炊事の手順、足袋やサラシなら洗濯板で洗ったりと。「おばあちゃんの知恵袋」を紐解きながら、私の身体にも宿る、日本人的な身体感覚を少しずつ取り戻せたらと思う、稽古の帰り道。

ひざ下丈の割烹着を発注した。

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