日田市豆田「アラスカンカフェ」
冒険家で折り紙作家の堀内信也さんと、イラストレーターの秋月真由美さん夫妻。
ご夫婦が経営する喫茶店「アラスカンカフェ」が、大分県北の水郷・日田市豆田町にあります。
もともと、お二人は福岡県境に近い日田市鶴城町の山奥で古民家を2軒借りて、住居とギャラリーにしていたのですが、2010年5月、豆田町のギャラリーを改装して開店。
メーンは、堀内さん自身が薫製したスモークサーモンをのせた「アラスカンピザ」(800円)。オリーブ油に漬けたユズごしょうがペッパーソース代わりです。それにカップオブエクセレンス入賞豆など、風味と品質にこだわったコーヒーに、お手製の生チョコレートを添えて。白熊のマークが入ったオリジナルの器で頂きます(写真下)
イタリア製のエスプレッソマシンでいれる「カフェラテ」もギャラリー時代からの人気のメニュー。チョコレートの口溶けもよろしく、上質な時間
店内には、大人が見て楽しめる信也さんの折り紙の作品がズラリ。
動くカエル、羽根のついた像、ペガサス、唇…と、
手品のように生み出される作品に、
大人も子供も瞳がキラキラになってしまいます。
写真上は、バラを折ってハート型に並べたもの。
ご友人の紹介で出会ったというお二人。
信也さんは当時住んでいた福岡市から日田市まで、約80㌔を夜通し歩いてプロポーズに。真由美さんが結婚を決意した理由は「瞳がきらきらしていたから」だそうです。
理想のオトナ婚。
披露宴は、緑の奇麗な亀山公園の河川敷の芝生の上。
文化服装学院を卒業後、子供服のデザインも手がけていた真由美さんが、
「ワニ」の着ぐるみにドレスを着て登場し、参列者をあっと驚かせました。
ユニーク!
日田市は私の出身地でもあり、帰省の際に立ち寄っています。
自然界での自立や、人生、遊びの価値観など、
同じアラスカの野性味を体験した堀内さんとは、いつもお喋りが尽きません。
心も体もほっこりできる、お薦めのカフェです。
■アラスカンカフェ
住所:大分県日田市中城町2の28、駐車場あり。
電話:0973・24・6327
営業:営業時間11:00~18:00、金、土は夜10時まで営業。
水曜定休 (水曜が祝日のときは翌日が休み)
ブログ:アラスカと折り紙とバイダルカ
■堀内信也さんプロフィール
難病を乗り越え、手作りの伝統的カヤック「バイダルカ」で
アラスカからカナダ沿岸水路1800キロを単独縦断した
折り紙とアラスカを愛するシーカヤッカー。
過去の経歴
1988年 高知県四万十川 カヤック
1989年 オーストラリア ラフティング
1990年 ミシシッピ川 900キロ カヤック
1991年 ユーコン河 1600キロ カヤック
1992年 福岡→千葉 MTB
1993年 アラスカ州ジュノー シーカヤック
1994年 佐賀県呼子→長崎県壱岐 シーカヤック
1995年 アラスカ州グレイシャーベイ シーカヤック
1996年 ワシントン州ベリンハム カヤック製作
1998年 アラスカ・カナダ沿岸水路 1200キロ シーカヤック
1999年 福岡市城南区→大分県日田市 70キロ 徒歩
2000年 難病サルコイドーシス発病
2004年から2009年 フルマラソン7回完走
2007年 アラスカ・カナダの沿岸水路をバイダルカで1800キロ単独縦断を成功
2008年 青島太平洋マラソン フル完走
2009年 ハセツネ30k完走 トレイルラン
ハセツネ71.5キロ完走
2010年 4月平尾台トレイルランニング40k完走
■秋月真由美さんプロフィール
1963年大分県日田市生まれ。東京、文化服装学院・アパレルデザイン科卒。株式会社ワールドにデザイナーとして入社。退社後、イラストレーターとして年1回の個展・グループ展を続ける。「大分県オートポリス・トンネル壁画」「蓮如上人500回忌ポスター」など。食育指導士としても活動。
- [2010/10/22 06:00]
- 飲食店、料理人/Restaurant and chef |
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コメント
ありがとう
アラスカンカフェを紹介してくれてありがとうございます!
えらく立派に書いてもらって照れちゃいます。
日田では来月、千年あかりと天領祭りが開催されます。カフェの前でもたくさん竹灯篭に火が灯されて綺麗ですよ~
お忙しいでしょうがたまには息抜きに寄ってくださいね!
千年あかり
** アラスカさんこと堀内信也様 **
いつもお世話になりありがとうございます。肌寒い朝は、信也さんのラテが飲みたくなります。
日田出身なんて名ばかりで、全然町のことを知らない私。日田の千年あかりは、まだ訪れたことがないのよね。着物を着て歩いてみたいです。また近いうちにお会いしましょう。そう、地域振興のお話も是非。
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